同じ表現ではありませんが、七百年前の瑩山禅師(けいざんぜんじ)の修行法を記したと
いわれる『瑩山清規けいざんしんぎ』に、
「安居同修の威神力を尊ぶべし。」(『瑩山清規』)
あんごどうしゅのいじんりきをとうとぶべし
とあります。※安居〈多くのお坊さんが一箇所にあつまって修行すること〉
皆で一緒に修行したその大いなる力は尊ぶべきものであるというのです。
夏のお盆の時期、「施餓鬼」(せがき・現在は大施食会ともいう)という大勢のお坊さんがお経を読み、
亡くなった方たちを救う儀式があるのですが、その時にこの言葉が唱えられたようです。
ちなみにこの、「施餓鬼」(せがき・現在は大施食会ともいう)儀式ですが、
現在も、各地のお寺で行われています。
われわれの横浜 鶴見の寺 寿徳寺でも、いまでも、
毎年七月二十五日に、近隣・遠方のお坊さんに集まっていただいて、
檀家さん皆様にも集まっていただいて、
大勢の方の御参加をいただき、この儀式を行っています。
こうした伝統を引き継げていることは、本当にありがたいことだと思います。
ありがとうございました。
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