お寺のブログ ~横浜寿徳寺お坊さん日記~

川崎・横浜の市境にある 静かな住宅街のなかの、心落ちつく禅寺のブログです。 〔首都圏・横浜・川崎のお寺 曹洞宗〕

川崎・横浜の市境にある 静かな住宅街のなかの、小さな禅寺のブログです。 寿徳寺公式ホームページはこちら→ http://jutokuji.p2.weblife.me/ ・よろしければクリック御願いします。 →人気ブログランキングhttp://blog.with2.net/link.php?1715872

2015年02月

横浜市の歴史を調べる上で参考になるのが、教育委員会事務局中央図書館(調査資料課)の方々が作成されたサイトで、色々な参考文献が紹介されています。
もちろん、全ての文献が紹介されているわけではありませんが、
区ごとに分類されていて、大変わかりやすいサイトとなっていますので、市の歴史を知るきっかけとして非常に良いと思います。
『横浜市史稿(ただし臨川書店再版のもの)』、『横浜市史』、『横浜市史Ⅱ』の目次などもあります。

http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/library/kyodo/top.html




ありがとうございました
よろしければクリック御願いします。励みになります。→人気ブログランキングへ 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

横浜市の平坦平地墓地 墓地分譲中
寿徳寺公式サイトはこちらhttp://jutokuji.p2.weblife.me/index.html 

新宿に縄文時代のお墓が見つかり、縄文人の顔かたちが復元されました

副東京都新宿区で縄文人のお墓がみつかり、今度展覧会が行われるそうです。

そこで、縄文人の生活を知ることが出来る展覧会の案内をいただきました。


新宿区の今回の遺跡の場合、縄文後期は現在のように体を伸ばして葬られる伸展葬が多く、頭は東を向いて埋葬されていたようです。
縄文時代の埋葬の向きは様々有るのですが太陽が上り沈む東向きあるいは西向きに埋葬される例も多くあります。
現在でも西向き、南向き、あるいは山・海向きなど様々あるように縄文時代も地域によって色々です。

また、現在は、遺骨からDNAなど採取できるようです。すごいですね。

現代人が集い生活する新宿区、その地底には何万年も前からこの地で生きた人々の命がねむっています。
ひとたび、こうして発見された遺跡や文化を分析し、記録に残すことも大切な現代人の役割ですね。

   副住職 合掌


特別展「新宿に縄文人現る ―市谷加賀町二丁目遺跡の発見―」
展覧会のご案内


ありがとうございました
よろしければクリック御願いします。励みになります。→人気ブログランキングへ 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

横浜市の平坦平地墓地 墓地分譲中 法事受付中
寿徳寺公式サイトはこちらhttp://jutokuji.p2.weblife.me/index.html  

横浜市の石碑を紹介するサイトのなかで、わが寿徳寺の石仏(石で彫られた仏像)も紹介していただいております(表の上から3番目)。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/library/chiiki/tsurumi/tsurumichiiki/yomu130.html


このサイトは、全てではありませんが、主要な石碑が公開されており便利です。


他にも寿徳寺には中世の石仏がありますが、残念ながら年号が無いものもあります。

興味があれば、こうした横浜市の石碑や石仏めぐりも楽しいと思います



ありがとうございました
よろしければクリック御願いします。励みになります。→人気ブログランキングへ 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

横浜市の平坦平地墓地 墓地分譲中
寿徳寺公式サイトはこちらhttp://jutokuji.p2.weblife.me/index.html 

『横浜市史稿』という本があり、昭和の初めに出版されたものです。
お寺の歴史は「仏寺編」にまとまっていますが、全部の寺院が載っているわけではありません。

興味のある方は近代デジタルライブラリーに公開されています。

また、当時の横浜の人々の暮らしを知りたい方は、
「風俗編」(風俗とは衣食住などの生活習慣などの意)を見ると、良いと思います。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1213723
面白いです。


ありがとうございました
よろしければクリック御願いします。励みになります。→人気ブログランキングへ 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

横浜市の平坦平地墓地 墓地分譲中
寿徳寺公式サイトはこちらhttp://jutokuji.p2.weblife.me/index.html 

2月15日はお釈迦様が亡くなった日です。
涅槃会といいます。
涅槃とはnirvana (ニルヴァーナ)という印度のことばの音を漢字にしたものです。
音で聞いて、漢字にあてるのを音写といいます。

この音写という行為は、古今東西、多々あります。「亜米利加アメリカ」なども、音写ですね。
「夜露死苦よろしく」なども音写です(少し、違いますかね笑)


さて、涅槃は煩悩や苦しみなどがなくなった穏やかな悟りの状態を指します。

お釈迦様は生前に悟りを開かれたので、涅槃の状態に生前からあったともいえるのですが、
やはり、生きている限り、苦しみや色々な束縛からは完全に逃れることは無かったとも言えます。

たとえば、お釈迦様の出身の釈迦族が攻め滅ぼされてしまった時にはお釈迦様も悩み、心を痛めたことでしょう。


さて、ついに肉体を離れたそのことを大般涅槃(大いなる涅槃)ともいいます。
お釈迦様の遺徳を偲んで行われるのが涅槃会です。

わが寿徳寺の近辺では今はありませんが、涅槃団子(ねはんだんご)といい、お団子を供える風習がある地域もあります。昔は日本全国、どこでも行っていた行事ですが、いまは日本の伝統行事も大分廃れてきてしまいました。日本人はハロウィン・クリスマスのことは誰でも知っていますが、日本の行事では一番大事な行事のひとつであるはずの、お盆すらその由来などは忘れ去られようとしています。

こんな日本に誰がしたのでしょうか。戦後学校教育・テレビ業界、色々な要因があるでしょうし、もちろん仏教界の責任もあるでしょう。

仏教離れ以前に、日本のこと、仏教のこと、知らない日本人が大半な時代です。悲しいことです。


さて、涅槃団子の円い形は、まさにお釈迦様の、穏やかな欠けるところも出っ張ったところも無い円満で完全な悟りの境地を表現しているかのようで、素晴らしい日本の風習であったと私は思います。


(やはり団子では、少し地味かもしれません、ケーキやチキンで祝う他の宗教に比べてしまうと地味です。伝統を守るのは個々人の強い自覚が必要かもしれません)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

横浜市の平坦平地墓地 墓地分譲中
寿徳寺公式サイトはこちらhttp://jutokuji.p2.weblife.me/index.html

↑このページのトップヘ